皆さんこんにちは(^O^)/ Pee Keiです。
皆さんは、かつてポーランドに存在した『アウシュヴィッツ強制収容所』と言う場所をご存知ですか?
アウシュヴィッツ強制収容所とは第2次世界大戦中に、ナチス・ドイツがポーランド南部のオシフィエンチムに1940年6月建設した政治犯や捕虜を強制的に働かせるために建設した場所です。
初めは政治犯や捕虜を強制的に働かせていたのですが次第にエスカレートしていき、彼らの最終的な目的は『ユダヤ人根絶』でした。
最終的には、ヨーロッパ中からユダヤ系の民族の方達が鉄道に乗せられ連れて来られたのです。
※ちなみにアウシュヴィッツ強制収容所が有名ですが、周辺には似たような施設が複数作られていました。
1979年に世界遺産に登録されていて、日本では『負の遺産』と呼ばれています。
今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。
アウシュヴィッツ強制収容所って何?
上で簡単に説明したように、アウシュヴィッツ強制収容所とは第2次世界大戦中に、ナチス・ドイツがポーランド南部のオシフィエンチムに1940年6月建設した政治犯や捕虜を強制的に働かせるために建設した場所で、最終的にはユダヤ人根絶という民族浄化の場所に使われました。
連れて来られた人達は強制労働をさせられたり、人体実験の対象にされていました。
もちろん逆らえば銃殺系になったりガス室に入れられたりと。。。
ポーランドが建設場所に選ばれた理由は、ヨーロッパの中心に位置し鉄道の接続がよく、石炭や石灰が多く取れる場所が近くにあるからみたいです。
また、ドイツから近いという理由もポーランドに建設された理由の1つです。
アウシュヴィッツ強制収容所で何があったの?
ヨーロッパ各地から鉄道に乗せられて連れて来られたユダヤ系の人たちは、アウシュヴィッツ強制収容所に到着してすぐに労働者の選別が行われ、約70%の人がそのままガス室へと連れて行かれ殺害されたのです。
そのため、正確な犠牲者の人数は分かっていないみたいです。
ガス室に連れて行かれた理由は、効率よく一酸化炭素中毒に出来るからという理由みたいです。
犠牲になったのは高齢の方や、女性、子供が殆どです。
基本的に『労働者』、『人体実験の対象者』、『価値なし』の3つに分けらたみたいです。
ただし、入り口で選別されて労働者側に回されたとしても、働けなくなれば同じ運命を辿ります。
ちなみに全盛期の1941年から1943年の間には『アウシュヴィッツ』だけで約14万人もの人が収容されていたみたいです。。。
ちなみにアウシュヴィッツ強制収容所の入り口にはドイツ語で『ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)』と嘘が書かれていました。
また、到着した人たちが暴れ出さないようにと入り口には音楽隊を配置して歓迎ムードだったのです!
ビルケナウ強制収容所とは?
アウシュヴィッツ強制収容所のキャパが限界に近づいてきたので、すぐ近くにビルケナウ強制収容所が建設されました。
建設にはソ連軍の捕虜が携わったみたいです。
広さはかなり広く東京ドームが約35個分の広さです!
第二次世界大戦中の1944年には約90,000人のユダヤ人が収監されていました。
強制収容所での暮らしは?
入り口で『価値なし』にされなかった人達は、男女問わず全員髪の毛を剃られ、番号のタトゥーを入れられ写真を取られて管理されていたようです。
人種、性別ごとに建物で管理され、強制労働をさせられていたのです。
囚人の中でも上級と下級に分けられていて、上級クラスの囚人に下級クラスの囚人を監視させていて、下級クラスの囚人が暴れ出したら管理役の上級クラスの人たちも罰を受けるシステムにしていたみたいです。
下級クラスの囚人は主に政治犯や一般犯罪をした人たちが多く、上級クラスの人たちよりもハードな肉体労働をさせられていました。
労働の種類は、道路工事などの肉体労働から、戦争で使う武器の製造、過労や病気で亡くなった収監者の人たちを処分する係、労働者を監視する役の4つに分けられていました。
どの仕事に就くのかは当然選べず、人種や年齢、犯罪歴などで決められていました。
また、アウシュヴィッツ強制収容所では人体実験も行われていました。
双子の方や障害者の方を中心に人体実験をしていたみたいで、民族撲滅のために男女の断種実験をしていたり、新薬投与実験や有害物質を囚人の体に塗ったりしていたのです。。。
まさに生きていても地獄という劣悪な環境でした。
20代のうちに必ず訪れた方がいい理由は?
アウシュヴィッツ強制収容所を20代のうちに必ず訪れた方がいい理由は、これから先の長い人生で人の痛みや悲しみを肌感覚で理解できる人間になるからです。
10代で訪れても、アウシュヴィッツ強制収容所で何が行われたのかを完全に理解するのは難しいと思いますので比較的まだ若い20代で訪れて、過去に何が行われていたのかを自分の目で見て肌で感じてみるといいと思います。
※過去と言っても80年くらい前の話です。
日本も過去に色々な過ちがあったと思いますが、全てを正確に現在の教育で伝えているとは限りません。
都合の悪いことは無かったことにされている可能性もありますし、事実と違うことを義務教育で教えている可能性も0ではありません!
もちろん全ての事実を後世に受け継いでいる可能性もありますが、本当のことは一個人レベルは分かりません。
アウシュヴィッツ強制収容所は実際に当時の建物もそのまま残されています。
もちろん沢山の人が亡くなったガス室や処刑台もそのままです。
世界中から訪れた方達のメッセージや花束も残されています!
建物の中には実際に収監されていた方達の使っていたベットやトイレも残っていますし、写真も残されています。
コロナ終息後に自分の足で是非ポーランドに渡航して訪れてみてください!
感慨深いものを感じさせられると思います。
※必ず1人で行ってください。友達と行くと『すげ〜な〜ぁ』だけで終わるかもしれませんが、1人で行くと色々考えさせられる事があると思います。
アウシュヴィッツ強制収容所の行き方は?
アウシュヴィッツ強制収容所はポーランドのクラクフ(Krakau)という街からバスで1時間くらいの、オシフィエンチム(Oświęcim)という場所にあります。
クラクフのバスターミナルから、アウシュヴィッツ強制収容所行きのバスが出ています。
バスの行き先は『Auschwitz』と書かれています!バスは入り口まで行くので終点まで乗っていれば大丈夫です。
ちなみにアウシュヴィッツ強制収容所の入場料は無料です!
もちろんガイドをつければ有料で予約が必要な場合もあります。
朝は7時30分から開いていますので、個人で行く方は早めに行くのがオススメです。
無料で入れますが入場制限がかかるとガイド付きの方しか入ることが出来なくなります!
10時以降はガイド付きツアーが増えるので、10時を一区切りに1度入場制限をかけているみたいです。
クラクフ(Krakau)からのツアーもありますが、料金が高いのであまりオススメはしません。
※2021年7月時点では新型コロナウイルスの影響で閉鎖されています。コロナが終息後に訪問してください。
まとめ
この記事では『アウシュヴィッツ強制収容所へ20代のうちに必ず訪れた方がいい理由は?』という内容で書きました。
日本の歴史の授業で『アウシュヴィッツ強制収容所』を教えているのか分かりませんが、個人的に95ヶ国を訪問して沢山の世界遺産を訪れましたが、ダントツで『アウシュヴィッツ強制収容所』が記憶に残っています。
世界中にはエジプトのピラミッドやニューヨークの摩天楼など世界一周中に新鮮に映る建物や銅像も沢山ありますが、『アウシュヴィッツ強制収容所』は感慨深いものを感じさせてくれます。
チャンスがある方は、是非20代のうちに訪れてみてください(^O^)/
他人の悲しみや痛みが分かる人間に成長しアウシュヴィッツ強制収容所を訪れた経験は、今後の長い人生で良い方向に活かせると思います。
もちろん30代以降の方でも、この記事を読んで興味が出た方はコロナ終息後に出来るだけ早く訪れてみてください!
全ての生き物はこの瞬間が1番若いので、少しでも早く訪れる事をオススメします(^O^)/
ちなみにユダヤ系の方が沢山住んでいるイスラエルの学校では『アウシュヴィッツ強制収容所』を訪問するようです!
今回はここまで。
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