太平洋を越える事が出来る飛行機って決まってるの?飛行機の機体に書かれているETOPSって何!?

世界一周

みなさんこんにちは(^O^)/ Pee Keiです。

この記事では飛行機の機体に小さく書かれている『ETOPSってなに?』という疑問を解決していきたいと思います。

みなさんは飛行機に乗って海外旅行に行くのは好きですか(^O^)/?

飛行機が好きな方や飛行機によく乗る方は、最近の飛行機はエンジンが2つしか付いていない機種が増えた事に気付いている方も多いと思います。

エンジンの性能が向上したので、以前のように3つや4つなくても安全に飛行が出来るようになった証拠ですね!

ちなみに、日本から東南アジアやヨーロッパ方面に向かうのであれば、飛行機のエンジンが飛行中に1つ故障をしても大陸の上空や付近を飛行するので近くの空港に緊急着陸をする事が出来ますよね。

しかし、北米に向かう場合は太平洋という広い海の上を飛行します。

もし自分が乗っている飛行機のエンジンが太平洋上空で故障したとなれば悲惨ですね。

むしろ考えたくありませんね( ̄▽ ̄)

そのため太平洋を横断する飛行機はETOPS認証を得た、安全基準を満たした飛行機のみが通る事が出来るのです。

今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。

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ETOPSとは

ETOPSとは『Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards』の略です。

簡単に言うと、1つのエンジンが飛行中に故障しても、もう1つのエンジンだけで安全に近くの空港に緊急着陸が出来ると認められた飛行機だけがETOPSの認証を受ける事が出来ます。

最近の飛行機は双発機が多いですよね!

以前はエンジンが3つや4つ付いた飛行機が主流でしたが、エンジンの性能が向上したので双発機でも安全に飛行をする事が出来るようになったのです。

初めはETOPS-120というのが主流で、120分間以内でしたら片方のエンジンだけでも安全に近くの空港まで飛行して着陸が出来るというものでしたが、最近ではETOPS-180に変わりました。

ETOPS-180は180分以内であれば片方のエンジンだけでも安全に近くの空港に着陸が出来るという事ですね。

飛行機が太平洋上空を飛ぶ際に綺麗な曲線を描いて飛ぶのではなく、ジグザグに飛んだりするのは、ETOPSで近くに緊急着陸が出来る空港までの距離を考えて飛んでいるからです。

日本の航空会社ではANAが初めてB767-300ER機でETOPS-180の承認を受けたので、日本からホノルルまで双発機で乗り入れる事が可能になりました。

今ではJAL系の子会社であるZIPAIRのB787型機も双発機ですがETOPS-180の承認を得たので、ホノルルまでダイレクトに飛ぶ事が可能になりました。

上の例で言うと、日本からハワイに向かう途中に120分以上緊急着陸が出来る空港が近くにないエリアが飛行ルートの途中にあるみたいですね。

双発機が主流になった理由

最近では世界中の空港で飛行機を見てもエンジンが2つしか付いていない飛行機ばかりになりましたよね。

エンジンが3つや4つ付いていると燃費が悪かったりメンテナンスにお金が余計にかかったりするので、双発機が増えたと言うことは固定費削減になり航空料金の値下げが可能になりました。

また、エンジン性能の向上とETOPSが120から180になったので、地球上の殆ど全ての場所を双発機で飛行する事が可能になりました。

以前のようにハブ空港に人を集めて大型機で主要都市まで人を運ぶのではなく、中規模都市からダイレクトに中型機で長距離便を飛ばす事も可能になりました。

日本の福岡や名古屋といった中規模都市からヨーロッパへダイレクトに中型機を使って飛んでいますよね。

日本からヨーロッパへ行く際は基本的にロシアの上空を飛行するので、そこまでETOPSは関係ありませんが、太平洋や大西洋を横断する飛行機ではETOPSの承認がかなり重要なのです。

もちろんETOPS認証された飛行機の方がいざと言うときには役に立ちます(^O^)/

ETOPSの最長はETOPS-300で5時間までであれば1つのエンジンが故障しても、安全に近くの空港まで飛ぶ事が出来ます。

オーストラリアからアメリカに向かう飛行機などはETOPS-300の認証を受けています。

ちなみに、ETOPSで5時間以上の認可が下りている航空機でも条件付きでETOPS-180で運行されることもあります。

飛行機の欠航はETOPSが原因の場合もある?

海外旅行に行こうとしたら飛行機が欠航になっている。。。という場合がありますよね。

殆どの場合、欠航の理由は出発空港の悪天候やトラブルでの滑走路閉鎖、機体故障などですが、ごく稀にETOPSで飛行ルート上の緊急着陸に設定されている空港周辺の悪天候や滑走路閉鎖で欠航になる場合もあります。

緊急着陸に設定されている空港が閉鎖されているのに飛ぶと言うことは、保険なしで車を運転しているのと同じですからね。笑

これはあまり知られていませんが、羽田空港で働いていた際にETOPSの飛行条件が原因で欠航になった便がありました。

理由は太平洋上で台風が発生していて緊急着陸に設定されている空港周辺が天候不良だった為、北米行きの便がETOPSの飛行条件を満たせず欠航になったのですが、お客様に『天候不良で欠航に』とお話をしたら、『晴天やないけ?どこが天候不良や( ̄▽ ̄)テキトーなこと言うな、別の理由があるんやろ?』と言われました。笑

まぁ、そんな話が通じない奴はテキトーにあしらって無視ですね。笑

このような事は滅多にありませんが、たまにETOPSの条件を満たせずに欠航になる場合もごく稀にあります( ̄▽ ̄)

オセアニアー南米間の飛行機は南太平洋上に大型機が緊急着陸できる空港が少ないと聞くので、欠航になる確率は北太平洋便よりも多いのではないかと思います。





まとめ

この記事では『ETOPSって何』という疑問を解決しました。

海外旅行に飛行機でよく行く方でもETOPSについて知らない方も多いのではないでしょうか?

多分、空港で働いている人か飛行機マニアしか知らないと思います(^O^)/

まぁETOPSについて知ったところで、飛行機に乗るだけであれば全く関係ありませんが。笑

ETOPSの承認を得ている飛行機は厳しい審査を通過した飛行機だけなので、双発機はエンジンが少ないから不安という方もいますが全く問題ありません。

ちなみに、全く同じ機種でも航空会社の整備基準や過去の実績によって承認されるかが変わります。

過去に事故を起こしたりエンジントラブルをメンテナンス不良で頻繁に起こしていると審査に通りにくくなるみたいです。笑

日本の航空会社は双発機で太平洋を横断しているのでかなり優秀という事です(^O^)/

ちなみにETOPSの承認が出来るのはアメリカ航空連邦局(FAA)と欧州航空安全機関EASA)の2機関だけです。

今回はここまで。

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