タイ・バンコク『観光地の周り方編6』

東南アジア

微笑みの国『タイ🇹🇭・バンコクの観光地の周り方編6』を書きます。

今回はバンコクから日帰りで行くことができる、タイの古都『アユタヤ』の行き方について書きます。

ツアーを使えばバンコクからタクシーをチャーターして簡単に行くことができますが、この記事では安く、ローカル列車での旅をしながらアユタヤを目指します。

アユタヤについて簡単に説明します。アユタヤはバンコクから北に約80km行った所にある世界遺産の街で、14世紀から18世紀にかけて繁栄した都市です。1767年にビルマ軍から攻撃を受けて街が滅亡し、その際にほとんどの大仏などは破壊されましたが、今でも貴重な当時の物が少し残っています。

バンコク中心地に流れているチャオプラヤー川がアユタヤにも流れています。

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アユタヤ遺跡へ

行き方

バンコクからアユタヤへはタイ国鉄で約2時間。まずはタイ国鉄の駅の『Hua Lamphong』か『Bang Sue』駅まで地下鉄MRTに乗って行きましょう。

※乗る電車に寄って所要時間は変わります。

北部の都市『チェンマイ』に行くSpecial Expressがタイミングよく来れば、1時間30分かからない位で到着しますが、料金は高くなります。その代わり車両によってはクーラーがあります😁

窓側の席に座って行きたいなら、始発駅の『Hua Lamphong』駅から乗るのがオススメです。

駅に着いたら、窓口でチケットを買いましょう。料金は20THBと格安です!!MRTの料金よりバンコクからアユタヤに行く国鉄の料金のほうが安いのは、不思議な感じがしますね😁

ちなみに、アユタヤに向かう途中にLCCの発着空港である『ドンムアン空港』の前を通るので、朝方ドンムアン空港に到着し、そのままアユタヤへ向かう予定の方は、バンコク中心地まで戻る必要はありません。

電車の中には座席番号が振られていますが、『Ordinary』と書いてある普通のローカル列車だと自由席なので気にしなくても大丈夫です😊

アユタヤ駅到着後

アユタヤ駅に着いたら、駅の前に900THBで3時間トゥクトゥク🛺を貸し切ることができます。

自分は母親を連れて行った時に2人で900THB(約3000円)だったので利用しました。

メインの遺跡を周ってくれて、それプラス3つくらい行きたい遺跡を周ってもらう感じです!!運転手によって条件は違うかもしれません。

1人で行った時は、レンタルサイクルで周りました。料金は1日で50THB前後です!!

レンタルサイクルは、アユタヤ駅前の向かい側の路地に沢山ありますが、アユタヤ駅と遺跡の間に川があるので、自転車を借りる前にボートに乗り対岸に行き、遺跡サイドで自転車を借りましょう🚲

※先に自転車を借りてしまうと橋を渡るために遠回りしないといけなくなります。

トゥクトゥク🛺で行く場合は運転手が勝手にコースを決めて周ってくれますので丸投げでいいのですが、自転車で行く場合はあらかじめルートを決めておくのがいいと思います。

バンコクに戻る時も行きと同じように、窓口でチケットを買って電車に乗るだけです!!

バンコク行きはチケット売り場とは反対のホームになります⚠️日本みたいに安全基準は高くないので電車が来ていないのを確認してから線路を横断しましょう😁

タイ国鉄はバンコクのターミナル駅『Hua Lamphong』駅に近づくと、電車が渋滞していて進みませんので、バンコク市内に入ってすぐの『Bang Sue』という駅で降りてMRTに乗ったほうが早く中心地に戻れます。

定番の遺跡

ワット・プラ・シーサンペット

1448年の『トライローカナート王朝』時代に造られた、重要な寺院です。18世紀にビルマ軍が攻めて来た際に仏像は破壊されましたが、戦後に修復されました。

ここはトライローカナート王朝時代、『王専用の仏教儀式の場』として存在し、とても高貴な場所だったのです。

1度、大破されていますが、他の遺跡に比べると比較的綺麗に残っているため、当時のアユタヤ王朝の建築をそのまま見ることができる貴重な場所なのです。

ワットマハタート

ワットマハタートはアユタヤ王朝初期の重要な遺跡なのですが、いつどのように誰が造ったのかは、複数の説がありはっきりとしていません。

この仏像の顔は、ビルマ軍が攻めて来た際に仏像を壊して行き、放置された仏像の顔が、長い年月をかけて木の根っこに絡まり、そのまま木の成長とともに顔を再び持ち上げられたという、タイ人が祈りを捧げる神聖な聖地なのです!!

※写真を撮る時は、上から撮るのではなく、座って仏像の顔の高さに合わせて撮影させてもらいましょう。

ワットマハタートは拝観料金は50バーツかかります。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

この寺院は1351年にアユタヤ王朝を創立した『ラーマーティボーディー1世』によって造られました。

ちなみにこの塔には登ることができます!!階段が急なので、降りる時は注意しましょう⚠️

72mある仏塔の周りを沢山の仏坐像が囲みます!!神秘的な姿が目に映ります😊

ワット・ロカヤ・スターラーム

80歳で入滅した仏陀を表した高さ5m・長さ28mの寝釈迦像です。

昔はここにも沢山の寺院があったのですが、ビルマ軍の侵略によりこの寝釈迦像以外は全て破壊されたのです。

この寝釈迦像だけが、アユタヤ王朝の繁栄から衰退までを知っており現在に至るのです😊1956年に1度、復元作業が行われています。

外国人居留地跡

遺跡とは関係ないのですが、アユタヤには『外国人居留地跡』があります。

16世紀の初め頃、アユタヤ王朝にはヨーロッパや東アジアの商人が貿易のためにやって来て、その際にアユタヤ王朝は外国人に住居と土地を与え自由に開発することを許可していました。

当時、1000以上の日本人が生活していたようです😁ちなみに日本人街の跡地は、今では記念公園となっています。

今回はここまで!!次はタイ・バンコク『観光地の周り方編7』を書きたいと思います!!

今回の記事はタイ・バンコクから日帰りで行ける世界遺産『アユタヤ遺跡』について書きました。それでは次の記事でお会いしましょう!!

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