今回は西洋と東洋を繋いだ重要な交易路である絹の道『シルクロード』を横断する方法の続きを書きます。
前回の記事では『ウズベキスタンから陸路でトルクメニスタンに入る方法』を書きました。
陸路でトルクメニスタンに入る方法の記事です(^O^)／
今回はウズベキスタンからトルクメニスタンを経由せずにカスピ海を渡りアゼルバイジャンの首都『バクー』を目指す方法です。
トルクメニスタンのビザは取得日数が掛かるため、先を急ぎたい旅人には少々厄介な国です。
今回はウズベキスタンからカザフスタンの港町『アクタウ』を目指します(^O^)／
行き方
カザフスタン再入国
今回紹介するルートは、ビザ取得が少々めんどくさいトルクメニスタンを経由しない方法です。
行き先はカスピ海の対岸にあるアゼルバイジャンの首都『バクー』です！！
前回の記事では『トルクメンバシ→バクー』の記事を書きましたが、今回は少し北に位置する都市『アクタウ』から『バクー』を目指す方法を書きます。
まずは、タシケントやサマルカンドから電車でウズベキスタン西部に位置する都市『ヌクス』まで移動しましょう。
以前はウズベキスタン第2の観光都市『ヒヴァ』からアクタウまで直通列車があったのですが、無くなったみたいです。
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アクタウまで直通で行く列車と、途中の『ベイネウ』という街で乗り換えが必要な列車があります。
アクタウ行きの直通列車は毎日運行ではないので注意してください。週に2便くらいしか運行されていないので、電車が出て行ったばかりの場合はベイネウで乗り換える便で向かいましょう。
※中央アジアの列車はダイヤが良く変わるので注意してください。過去のブログ記事を参考にして駅に行くと列車が無期限運休になっていたり、逆に今まで無かった直通列車が設定されている場合もあります。
ウズベキスタンの電車はネットで購入することが可能です。
アクタウまで直通列車に乗った場合、約30時間かかります。時刻表上だともう少し早いのですが、大体遅れています。笑
ウズベキスタンとカザフスタンの国境は電車から降りる必要はなく、係の人がおパソコンを持って車内に入ってきます。
パスポートにスタンプをもらったら、外の空気を吸いに少しなら外に出ても大丈夫です。
各車両にそれぞれ担当者がいて、初めに全員分のパスポートを回収し簡単な荷物検査が行われます。
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1人ずつなので、時間はかかりますが電車から降りなくていいので楽です！！性能の良いパソコンでカメラも横に設置されており車内で顔写真を撮られます。
ウズベキスタン出国にトータル1時間くらい、その後30分くらい国境の緩衝地帯をゆっくりと走りカザフスタン側へ到着。
僕はカザフスタンに入国が中国から1回、キルギスからウズベキスタンに行くときにカザフスタン領土経由のバスに乗ったのでそこで2回、今回で3回目なので『お前はまたカザフスタンに入国するのか？』と突っ込まれました。笑
カザフスタン入国のスタンプが直近で2個ありますからね。笑
次はカザフスタンで何をするんだ？と言われたので、『アクタウ』から船でアゼルバイジャンに行くと言ったらスタンプをくれました。
興味本位でパスポートの南米やアフリカのスタンプを見てきて『コロンビアって東南アジア？』と言われて正直アホかと思いました。笑
カザフスタンに入ると一気に貨物列車が増えます！！カザフスタンは天然ガスが豊富にあるので豊かな国ですからね！！
しばらく走ると『ベイネウ』に到着です！！直通列車の場合はこのまま乗っていて大丈夫です。
しばらく停車するので、ホームに出て夕食を買いましょう！！車内にも売り子が乗ってくるので、そこで購入しても良いのですが、カザフスタンの通貨『テンゲ』がないと買えません。
ベイネウ駅のホームならウズベキスタンの通貨『ソム』で払うことができます。お釣りはテンゲで来るので両替の必要はありません。
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僕は車内にいた現地人にダメもとで聞いたら両替をしてくれました。
アクタウには次の日の午前中に到着します。駅名はアクタウではなく『マンギスタウ』という駅です。
マンギスタウからアクタウの中心地まではタクシーで移動しましょう。
同じ列車に乗っている人の殆どがアクタウの中心地に向かうのでシェアさせてもらいましょう！！
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アクタウ→バクー
アクタウからバクーに向かう方法は２通りあります。
カスピ海を渡る貨物船に乗せてもらう方法と、飛行機です！！
※正直いうと飛行機の方がこの区間は楽です。
貨物船は時刻表がなく不定期運行なので、いつ来るかわかりません。また、貨物船の料金が80ドルくらいで飛行機も同じくらいの値段です。笑
しかも日本のパスポートの場合、バクーの空港から入国すればビザフリーなのです！！
トータルで見ると圧倒的に飛行機の方が安いです。まずアゼルバイジャンのビザ代25ドルが浮きます。
バクーの空港から中心地まではバスで1ドルくらいで行けるのに対して、港からバクーの街まではタクシーしかないので割高になります。笑
ただ飛行機は荷物代を取られる可能性があるので、航空券購入前に必ず確認してください。
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今回はここまで。ここから先、コーサカスエリアは『アゼルバイジャン🇦🇿』の記事を読んでください(^O^)／
それでは次の記事でお会いしましょう。
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