今回は西洋と東洋を繋いだ重要な交易路である絹の道『シルクロード』を横断する方法の続きを書きます。
前回の記事ではキルギスの首都『ビシュケクからカザフスタン領土経由でサマルカンドを目指す方法』を書きました。
カザフスタン経由の記事です(^O^)/
今回はウズベキスタンのサマルカンドからカスピ海方面へ向かう方法を書きます。
カスピ海を渡ってアゼルバイジャンへ抜ける方が多いと思いますが行き方は2通りあり、トルクメニスタンを通っていくか、ビザのいらないカザフスタンを通っていくかです。
今回は前回の記事で『トルクメニスタン』のビザを取得した場合の記事を書きます。
行き方
ウズベキスタン→トルクメニスタン
まずはウズベキスタンの国境の街『ブハラ』を目指しましょう。
サマルカンドからブハラまでは新幹線で約2時間前後で到着します。
ウズベキスタンの観光は『ウズベキスタン🇺🇿』編を読んでください(^O^)/
ブハラからトルクメニスタンの国境は乗合タクシーで行きましょう。
M37という国境に続く道路からタクシーを拾うことができます。
国境に行く途中の街『カラクリ』まで路線バスで行くこともできますが、そこから先はタクシーしかないので、ブハラで人数を集めて国境に向かった方が楽だと思います!!
国境(ウズベキスタン→トルクメニスタン)
国境に到着するとウズベキスタンの出国です!!ゲートを超えて出国審査をしましょう。
入り口の軍人にパスポートを見せるので、事前に準備しておきましょう。
出国審査は荷物検査だけで、テキトーにメインバックを上から見るだけです。宿でもらう滞在証明書は確認されませんでした。
出国すると車が止まっているので、その車に乗ってトルクメニスタン側の入国審査場へ行きましょう。
トルクメニスタン側に行くのに1000ソムかかりますので、ウズベキスタンの通貨を少し残しておきましょう!!
※ウズベキスタンの通貨はトルクメニスタンの『トルクメナバード』という街で両替ができます。
トルクメニスタンの入国は少しめんどくさく、いろいろ調べられます。
現地人以外は個室に連れて行かれ、入国書類を書かされます!!
所持金を書く欄があるのですが、正直に書くとめんどくさそうなので500ドルくらいにしておく方がいいと思います。
※チップと言われる場合がありますが、仕方ないので払いましょう。
払わないと入国させてくれないと思います。笑
入国税で15ドルくらい取られるので、お釣りのないように用意しておきましょう。
レシートをくれるのでパスポートと一緒に入国審査に行きます。入国審査では質問など基本的にありませんが、出国場所を再確認されます。
※カスピ海を渡ってアゼルバイジャンへ行く方は、出国場所が『トルクメンバシ』になっているか確認しましょう。
入国したら出口の少し先にタクシーの運転手が集まっています。
移動手段はタクシーしかないので、何人かシェアして国境付近の街『トルクメナバート』まで行きましょう。
国境2(ウズベキスタン→トルクメニスタン)
ウズベキスタンからトルクメニスタンに入国する方法はもう1つあります。
ウズベキスタンの『ヌクス』からトルクメニスタンの『クフナウルゲンチ』に行く方法です。
僕はこちらの国境を通っていないので、他の旅人から聞いた話ですがウズベキスタンの観光都市『ヒバ』を訪れるなら、この国境を利用した方がいいと思います。
国境での内容は大体同じです。
トルクメニスタン最大の観光地『地獄の門』に行く場合はこちらの国境を利用した方が便利です。
ただ5日の通過ビザをもらえるので、地獄の門にはどちらの国境を通っても行くことはできます。
トルクメニスタン出国
トルクメニスタンを出国する場合、行き先はアゼルバイジャンかイラン。
通過ビザを取得する際にどちらの国へ行くのか事前に決めなければいけません。
通過ビザ自体が、第3国に抜けるのにトルクメニスタンを通過する必要があるからビザを下さいということなので。
アゼルバイジャンの首都『バクー』へ行く場合、カスピ海を船で渡らなければいけません。
この船が非常に厄介で時刻表がなくいつ来るかわからない船を待ち続けなければいけないのです。
一応、電話で受付に電話してみればいつ船が到着するのか教えてくれますが、問題なのは通過ビザが5日しかトルクメニスタンに滞在ができない事。
地獄の門を訪れて、首都『アシガバート』に滞在なんかしていれば5日なんてすぐに過ぎます。
なので、先に港に行って出国手続きをしてもらわないといけないので、運が悪ければ何日も船が来るまで待ち続けなければなりません。
係員によっては、出国手続きだけして近くのホテルから出ないことを約束しホテルに泊まることを許可される場合もあるみたいですが、正直運です。
僕はたまたま港に行ったビザ最終日の5日目が船の出航日で6時間くらいで船が出港しました。
船が出る日は現地人が沢山集まってくるので分かると思います。
トルクメニスタンは出国時も煩く、フェリーに乗る前に荷物検査が何度かあります。笑
外国人なら特に何も言われないと思いますのでとりあえず、形だけ荷物の中身を見せましょう。
今回はここまで。次は『カザフスタン経由でカスピ海を渡る方法』を書きます。
それでは次の記事でお会いしましょう。
※海外移住、海外での資産運用、海外就職、ワーホリ、格安世界一周の仕方など個別相談も行っていますので、相談したい方はお問い合わせページからご連絡ください。
タイ、マレーシア、シンガポールですと対面でのご相談が可能ですが、その他の国・地域からの方はリモートでお願い致します(^O^)/
コメント