皆さんこんにちは(^O^)／ Pee Keiです。
この記事ではバックパッカーとして旅に出る際に、旅人のお供である『スカイスキャナー』のチケットの買い方の超裏技編を書きます（悪用禁止）
そのうち有料記事にします(￣▽￣)
結構グレーゾーンな買い方で、過去にはユナイテッド航空とルフトハンザ航空が購入者に対して航空会社の利益を損なう行為ということで、アメリカの裁判所に訴訟を起こしていますが、最終的に購入者が勝訴していますので今でも使える方法です。
ただし、渡航する際に使うパスポートの国籍が重要になります！！
詳しく書いていくので最後まで読んで下さい。
この記事を読む前に『スカイスキャナーの応用編・裏技編』を読むことをオススメします。その方が内容を理解しやすいと思います。
スカイスキャナーの超裏技
スカイスキャナーで『国籍をスペインに変えれば安い航空券が見つかる可能性が高い』と言うことは上に貼ってある『スカイスキャナーの応用編・裏技編』で書いたのですが、今回はトランジェット（乗り継ぎ）を用いて航空券を安くする方法です。
国際線の航空券は直行便よりも乗り継ぎ便の方が安い場合が多いのは、皆さん知っていると思います。
例えば東京からロンドンまで行く場合、直行便に乗るよりも途中で乗り継いだ航空券の方が安い場合が殆どです。
理由は『乗り継ぎ便だと直行便よりも時間がかかりますが、安くしますので私たちの航空会社を使ってください！！と言う事ですね。
それでは本題に入ります。下の画像を見てください！！
これは2021年5月3日の東京からポーランドのワルシャワで乗り継ぎをしてイギリスの首都ロンドンに向かう便です。料金は62316円ですよね！
ここからが重要です！
結論を先に書くと、『このチケットは東京からロンドンに行く人が乗り継ぎを利用して安く向かうお得な方法です』なんてことは僕は書きません。
そんな記事はそこら中に『スカイスキャナー 裏技』とかで検索すれば簡単に見つかるからです。
Pee Kei の航空券カラクリの記事の醍醐味は、空港で働いた経験から航空券のカラクリを分かりやすく皆さんに伝えるために存在しています。
それでは行きましょう！！記事に戻ります。
ここで書くのは、東京からポーランドの首都ワルシャワに直行便でお得に行く裏技です。
東京を10時30分発の便で全く同じ便なのですが、東京からワルシャワまで直行便を真面目に購入すると106,955円かかりますが、行き先を東京→ワルシャワ→ロンドンと検索して、東京ーロンドンのワルシャワ経由のチケットを62,316円で購入し、東京からワルシャワまで向かい『ワルシャワーロンドンは乗り遅れたことにする』と言う方法です。
そうすれば、東京ーワルシャワの直行便が106,955円かかるとこを62,316円で移動することができます。
ただし条件があります(^O^)／
もし、東京ーワルシャワを普通に乗り継ぎ便で購入した場合がこちら。
トルコのイスタンブール経由が最安地で58949円で発売しています。しかし、よく見てください！
東京からワルシャワまで26時間25分かかります。
乗り継ぎ時間がすごく長いのです。
下にある画像は乗り継ぎ時間の少ない航空会社です。
最安値のターキッシュエアに比べると14時間で到着できるフライトがあるため、所要時間に関してはマシですが料金は83,385円からです。
東京からワルシャワまで直行便で62,316円と東京から乗り継ぎ便で83,385円なら直行便の方がお得ですよね！
今回は、東京ーワルシャワを移動するのに、例題として目的地をロンドンにして検索しましたが周辺の都市で色々検索をしてみてください。
パリや、アムステルダム、ローマなど何処でも良いので色々検索をしてみて料金の安い都市を目的地にして購入しましょう！
ただし注意が必要です！！
東京ーワルシャワを移動するのに航空券上は東京ーワルシャワーロンドンなので、荷物を預けるとタグをロンドンと付けられてしまうため、必ず機内に荷物を全て持ち込む必要があります。そうしないと、勝手にワルシャワの空港のスタッフにロンドン行きの便に乗せられてしまいます。
乗り換え時間が15時間くらいある長い便で、乗り継ぎ国へビザフリーで入国ができるパスポートを所持している場合、乗り継ぎ時間が長くホテルに泊まると言ってホテルの予約確認書をチェックインカウンターで提示すれば、荷物のタグをワルシャワまでにしてくれる場合もありますが正直カウンターのスタッフ次第です。
スタッフによっては、ホテルで使う分だけ機内持ち込みにしてください！と冷徹な態度で言う場合もあります。
特にどっちにしないといけないと言うルールはないので、僕のカウンターに来た人は大体『No problem』で対応していましたが、航空券の目的地までのタグしか貼れないと頑なに断っているスタッフもいたので、100%大丈夫とは言えません。
もう一つは、表向きの航空券の最終目的地の国が自身の渡航するパスポートでビザフリーなのかどうかです。
空港でチェックインする際に絶対に『乗り継ぎ地で乗り遅れたことにして、途中までしか使わない』なんて言ってはダメです！
カウンターでは必ず行き先を聞かれたら、航空券上の最終目的地を伝えて下さい。
今回の例題でいうとロンドンという事です。
成田空港のポーランド航空のカウンターでチェックインをすることになりますが、必ずワルシャワ乗り継ぎでロンドンまでと言いましょう。チケットは東京ーワルシャワとワルシャワーロンドンの2枚が渡されます。
ワルシャワに着いたらワルシャワ→ロンドンのチケットはごみ箱へ捨てて大丈夫です。笑
そのままポーランドの入国審査場へ向かって下さい(^O^)／
ただし、厄介な場合があります。
もし東京ーワルシャワの便が少し遅れていてワルシャワーロンドンの便が東京からの乗客の接続待ちをしている場合です。
飛行機を降りた瞬間にロンドンのパネルを持った係員にそのままゲートに誘導されるパターンがあります。笑
優先的に機内から下されロンドン行きのゲートまで連れて行かれます。
親切心なのでしょうが、この方法で乗ってる側からすると、いい迷惑です。笑
小さな親切、大きな迷惑と言ったところです笑
これが、ドバイやドーハ乗り換えですと、『ドバイ–ロンドン』や『ドーハ–ロンドン』の便数が多いため接続待ちをせずに勝手に後続の便に振り替えられます。
また、今回の例題のイギリスは日本のパスポートでビザ免除国なので問題はないのですが、もし最安チケットが『東京ーワルシャワーロンドン』よりも『東京ーワルシャワーモスクワ』とかの場合、絶対に購入してはいけません。
理由は、モスクワのあるロシアへ日本のパスポートで入国する場合、ビザが必要になるためです。
いくらカウンターでワルシャワーモスクワは乗らないから問題ないと言っても航空法上『航空券は出発地から最終目的地まで全て使う』と言う前提で発券されるため『東京ーワルシャワーモスクワ』で購入した場合、最終目的地の国、ロシアのビザがないと100%搭乗拒否になりますので注意して下さい。
空港のパソコンにパスポートをスキャンした後、ビザが必要な場合はビザ番号を入力しないと発券画面に進めないため、カウンターのスタッフではどうしようもないのです。笑
カウンターのパソコンには名前とパスポート番号で搭乗予定の人のデータがチケット購入時にすでに登録されているため、パスポートをスキャンした時点で最終目的地がパソコンの画面上に勝手に表示されます。
スキャンしたパスポートの国籍が最終目的地の国でビザが必要な場合、画面上にビザ番号を入力する画面とcancelのボタンの２択しかありません。
特に注意が必要な目的地はロシアとサウジアラビアです！！
この2ヶ国を最終目的地に入力すれば安い乗り継ぎ航空券が見つかりやすいのですが、日本のパスポートの場合あらかじめ大使館で取得したビザがいるため注意して下さい。
スカイスキャナーにはまだまだ便利な使い方が溢れていますし、スカイスキャナーを使いこなして賢くお得な航空券を購入するには、国際線航空券のカラクリを理解する必要があります(^O^)／
次の記事では『トランジェットを使った旅のやり方』を書きます。
このやり方は、スカイスキャナーだけ使いこなせても実現できない場合があります！
知りたいですか？知りたければ、次の記事も読んで下さいね。これであなたも航空券博士に！！
今回はここまで。
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