今回は、初めてバックパッカーとして旅に出る際に、自分の身を守るためにも必ずしておいた方がいい予防接種編について書きます。
日本では狂犬病は『狂犬病予防法』というものがあるため、犬へのワクチン接種がなされていますが、海外では南極大陸を除く全ての大陸で狂犬病が確認されています。
狂犬病で毎年世界中で5万人以上の人が亡くなっているのです。
アジアやアフリカでは狂犬病を持った野良犬がそこら中にいるので、噛まれないように気をつけましょう。
アジア地域で特に危ないのがミャンマーからインド辺りのエリア！！日本では1956年以降は国内での発症は確認されていませんが、海外で犬に噛みつかれて亡くなった邦人の方もいます。
バックパッカーで世界一周をするとなると衛生面の悪い安宿に泊まったり、発展途上国の屋台で食事をしたりすることも増えると思いますので、狂犬病以外にも、黄熱病やA型B型肝炎、破傷風等の予防接種を受けることをオススメします。
オススメの予防接種
狂犬病
狂犬病ウイルスに感染した動物に噛まれたり、自分の傷口を狂犬病ウイルスに感染した動物に舐められることでに発症します。
犬に噛まれて発症する場合が多いため、狂犬病という名前になっていますが、コウモリやキツネなどに噛まれても発症します！！
ちなみに狂犬病の予防接種は１回だけでは効果がないので２回目を1週間後、３回目を1ヶ月後に打てば大丈夫みたいですが、狂犬病発症地域で動物に噛まれた場合はすぐに病院に行きましょう。
24時間以内に血清を打てば大丈夫だとお医者様が言っていました。
黄熱病
アフリカと中南米で流行している病気『黄熱病』
蚊によって媒介され、突然の発熱、頭痛が起きる病気です。
中南米やアフリカを訪れる際には必ず予防接種を打ってから向かいましょう！！国によっては黄熱病の予防接種証明書である『イエローカード』がないと入国できない国もあります。
別記事でも書きましたが、コロンビアの首都『ボゴタ』の空港で平日の9時から17時まで無料で受ける事が出来ます。
A型B型肝炎
衛生面の悪い国に行く場合は必ず予防接種を受けてから向かいましょう！！
性交渉などで感染する場合が多いので、男女問わず海外でハメを外したい場合は必ず受けておきたい予防接種です。衛生面の悪い国の現地人と性交渉をする場合は予防接種を受けていけもコンドームの着用をオススメします。
また、医療器具からも感染する場合があるため、海外で病院に行く際は赤十字など信頼のできる場所を選びましょう。
オススメの接種場所
タイ・バンコクにある『スネーク・ファーム』という病院で予防接種を受けることをオススメします！！
日本で予防接種を受けるとかなり高額になり受けられる病院も限られているため、医療レベルの高いタイで安く受けるのがオススメです。
スネーク・ファームとはバンコクにある赤十字協会の病院のことで、正式には『サオワパー女王記念研究所（Queen Saovabha Memorial Institut）』という名前です。
ちなみにスネーク・ファームという名前の由来は、病院の横で蛇の血清を作っているからです。というか、そっちがメインでついでに予防接種もやっているといった感じです。笑
行き方は、バスでも行けますが英語表記のある地下鉄MRTの駅から歩くのがいいと思います。
MRTの『Si Lom』駅または『Sam Yan』駅で降りれば歩いて行けます。
大きな噴水が入り口にあるのですぐに分かると思います。
パスポートと現金を用意していきましょう！！クレジットカードは使えません。打つ予防接種にもよりますが、3000THBあればお釣りが来ると思います。
予防接種までの流れは、初めに問診票に記入し20THB払います。血圧と体重を測り、待合室で待っているとそのうち呼ばれるので、呼ばれたらお医者様との問診です。その際にこれから訪問する国やエリアをはっきりと言いましょう。
そこで何の予防接種を打つかを決め、決まったらワクチンの購入です！！日本の半額以下で打つことができますが怪しくはありませんよ！！赤十字の病院ですから。
1日で4本まで打つことができます。打ったあとは、英語で書かれた冊子をもらえます！!書いてある内容は、打った予防接種の種類と日付が書いてあるので無くさずに保管しておきましょう。
狂犬病など２回目の接種が必要なのは、次に打つ日付も書いてくれているので、忘れずに打ちましょう。
同じ場所じゃなく世界中どこでも打てます。僕は狂犬病の1回目をタイで、2回目をミャンマーで打ちました！！
黄熱病の予防接種をしたら必ずイエローカードをもらいましょう！！また、アフリカや中南米を訪れる際は、常にすぐに取り出せる場所にしまっておきましょう。
今回はここまで！！それでは次の記事でお会いしましょう(^O^)／
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