北米の学校って人種差別はあるの!?友達はアメリカで卵を投げられた。。。アフターコロナに向けて。

海外生活

皆さんこんにちは(^O^)/ Pee Keiです。

この記事は『海外駐在として海外の現地校に子供を通わせたいが人種差別が気になる』と言う方向けの記事になります。

※人種差別というセンシティブな内容なのでオブラートに包んで答えます。

皆さんは海外旅行に行った際に人種差別にあった事はありますか?

日本人で多いのが中米辺りを訪れると『チーノ、チーノ』と言われる事と思います。笑

『チーノ』はスペイン語で中国という意味ですが、彼らからしたら東アジア人は全員同じ顔に見えるので、東アジア人の事ををチーノと呼びます。笑

日本人の旅行者で『チーノ』と言われて『ハポン(スペイン語のJAPAN)』と言い直している人を見ますが、彼らからしたら中国でも日本でも同じで、東アジア人を馬鹿にして楽しんでいるだけなのです( ̄▽ ̄)

南米では日系人が多いのであまり言われません(^O^)/

この記事は僕が子供時代を過ごしたカナダのバンクーバーを例に書いていきます。

北米に移住をしたり駐在員として滞在する予定の方は参考にしてみてください(^O^)/

今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。

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北米の学校って人種差別はあるの!?

結論を先にいうと、北米の学校で人種差別はあります。

学年と住んでいる都市によって変わってきます!

ここからはカナダのバンクーバーの話です。

どんな嫌がらせを受けるの?

エレメンタリーと言われる小学校では人種差別はあまり起こりません。

バンクーバーは中華圏からの移民が沢山住んでいる事もあり、アジア人差別が少ない北米でも珍しい都市です。

ちなみにエレメンタリーでもロサンゼルス育ちの友達は、住むエリアや学校によっては嫌がらせとして目を吊り上げられたりは日常茶飯事と言っていました。

彼女が言うには親がアジア人差別をしていて、それを子供が見て学校にいるアジア人に真似をしてやっていると言っていました。

もちろん全員ではありません!アジア人だろうと仲良くしてくれる人もいます(^O^)/

日本も昔はバラエティー番組でヨーロッパ系の人の真似をする時に、付け鼻をして笑っていたのと本質は同じなのかもしれませんね。

アメリカでは女性に対しては少ないようですが、男性は学年が上がるにつれて物理的な攻撃が増えてくると言っていました。

ヨーロッパ系の生徒もアフリカ系の人に攻撃をすると体格が大きいので反撃が怖いが、アジア系なら物理攻撃にでも勝てると思っているみたいで、アジア系をターゲットにしてくる生徒もいるようです。





どんな人がターゲットになる?

ターゲットになる人は英語が綺麗に話せない方や、現地の文化に馴染めていない人たちです。

カナダは移民の国なので学校にいる生徒が必ずしもカナダ生まれであるとは限りません。

5歳の時に移民をしてきた人、10歳の時に移民してきた人など様々です!

そのため北米全般に言える事だと思いますが、ESL(English as a Second Language)の授業が充実しています。

ESLとは英語を第一言語としない人たちが、学校の授業についていけるように別の教室で英語の授業を行います。

子供なので半年くらいでESLを抜けて、みんなと一緒に授業を受ける事が出来ると思います(^O^)/

学年が低ければ低いほど日本の文化に染まっていないので、北米の文化を受け入れやすくなりますし、英語を覚えるのも早いと思います!

バンクーバーはアジア人が多いので学校にも沢山のアジア系の生徒がいますが、アジア系の少ない学校に行った場合は孤立する可能性もあります。

そのため、逆にバンクーバーはアジア系が多くアフリカ系は少ないのでアフリカ系の生徒が孤立している印象でした。

世界では綺麗事を言ってみんな仲良く!のような雰囲気はありますが、現実的にマイノリティーには辛い場面も多くあると思います。





歴史の授業が大変

日本は基本的に単一民族なので歴史の授業をしても弊害はないのですが、カナダは世界中から移民が集まっているので、歴史の授業によって差別やイジメにつながる場合もあります。

アメリカ育ちの友達は歴史の授業中に太平洋戦争の話が出て、話したことのない生徒にルービックキューブを投げつけられた。。。と言っていました( ̄▽ ̄)

海外で日本人はマイノリティーなので、過去の日本人が犯した過ちを現地校に通っている子供たちが被害を受けるのは可哀想ですね。。。

学校では英語以外使わない

学校で英語以外の言語を使うとイジメの対象になる場合があります。

バンクーバーの学校にも日本人や日系カナダ人は沢山いましたが、日本語が分かる生徒同士でも会話は必ず英語です。

学校側も英語以外の言語で会話をすると、『知らない言語の発音が面白く聞こえて真似をし、そこからイジメに繋がるのでは?』と危惧しているようです。

なので基本どの学校でも『ENGLISH ONLY』を掲げています。

日系カナダ人の先生と日本人の生徒同士でも基本的には英語での会話です。

どうしてもカナダに来たばかりで英語があまり分からない生徒の場合は、別室で日本語で相談に乗ったりはありますが、パブリックな場所では必ず英語です。

カナダはフランス語も公用語なのでフランス語を使うのは別に問題はないみたいですが、バンクーバーでフランス語を聞いた事はありません。笑





まとめ

この記事では『北米の学校である人種差別』について書きました。

僕が通っていたバンクーバーの学校では、ヨーロッパ系が6割、アジア系が3割、その他の地域から1割くらいの割合でした。

バンクーバーはアジア系(中華系)が多い都市なので、アジア人差別はあまり起こりませんが、カナダの東部やアメリカでアジア人の少ないエリアの学校では人種差別は酷いと聞きます。

いきなり後ろから押されたり、卵を投げつけられたりは日常茶飯事という友達もいました。

マイノリティーになると狙われやすいのかもしれません。

たまに見かけるのが『私は目が大きいからアメリカで差別されなかった!』とか言う方がいますが、気付いてないだけだと思います。笑

可愛いとかブサイクとか関係なしにアジア人というマイノリティーだけでターゲットにしてくる人はいるので。

この記事を読むと北米での生活が怖くなるかもしれませんが、良い面ももちろんあります!

自分の子供がバイリンガルになるので将来の選択肢が増えます(^O^)/

日本の教育しか受けていなく日本語しか話せない人とでは人生の選択肢が全く違います。

『言語は15歳までに覚えないとネイティブにはなれない!』と言われるので、大人になって英語の大切さに気づいても正直遅いのです。

また、北米の学校で生徒全員が敵なわけでもありません!

もちろんヨーロッパ系の方でも仲良くしてくれる方も沢山いるので、子供を北米の学校に通わせるのは個人的にはオススメです(^O^)/

今回はここまで。

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