タイ渡航『特別観光ビザ(STV)』渡航までの総額

タイ 生活

この記事では2021年にタイへ『特別観光ビザ(STV)』で渡航する場合に費用がいくらかかるのかを書いていきます。

タイへ『特別観光ビザ(STV)』で渡航予定の方は、別記事で『特別観光ビザ申請の必要書類』をまとめていますのでそちらを読んでください。下に貼っておきます。

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特別観光ビザ(STV)申請までの金額

航空券

最安値はもちろんLCC『ZIP AIR』です。エアアジアや、スクート、タイライオンエアが軒並み運休となっているので、LCCはJAL系のLCC『ZIP AIR』のみです。

料金は約16500円です。上の検索は2021年3月5日で検索していますが、大体どの日程も同じような金額です。

LCCのため預け荷物は有料になります。

成田→バンコクの場合14kgまで3500円、23kgまで4500円、32kgまで5500円かかります。

LCCですが、ZIP AIRのバンコク到着空港は『Suvarnabhumi』空港です。

僕は5月に欠航になったJALのバンコクー東京の往復チケットの復路が欠航になった分が残っていたのでJALで羽田から向かいましたが、乗客は10人前後でした。

ZIP AIRは今飛んでいる東京→バンコクの唯一のLCCなのでもう少し混んでいるかとは思いますが………..

航空券は最安で16500円+預け荷物になります。約20000円前後で収まりそうです!





隔離ホテルASQ

全てのタイ入国者には2週間のホテル隔離が強制されています。

ホテルの最安値は26500THBから高いホテルは60000THB以上までとピンキリです。

安いホテルは2ヶ月先まで埋まっている場合があるので、航空券を予約する前に隔離ホテルの空きがあるかホテルにメールして確認することをオススメします。

ホテルによっては予約する段階で、『航空券をメールに添付してください』と言われる場合もあるので、部屋の空きを確認し今日中に航空券を予約するので部屋を確保して欲しいと一言伝えて多く方が無難です。

隔離ホテルはバンコクだけでなく、バンコク周辺のチョンブリやパタヤにもあります。

僕が予約したホテルは29900THBで部屋の中は基本的に普通のホテルと同じで、エアコンのリモコンや電話にラップが巻いてあるくらいです。

空港までの送迎片道と2回のコロナ検査、食事、水、WiFiが込です。ホテルによって対応が違うかもしれませんが、Grabやフードパンダで食事を注文することもできます。

1回目のコロナ検査で陰性なら45分間毎日外に出て太陽に浴びることができます。

また、コロナ検査後から無料で洗濯をホテルがしてくれます。

隔離ホテルは安いところで10万円前後で見つかりますが、世界中からノマドワーカーなどが殺到しているのか予約が取りにくいので先にホテルの部屋を確保することをオススメします。

隔離ホテルは支払いの入金が完了するまでは、予約確保できないので注意しましょう。

※ホテルによっては出発前のPCR検査で陽性になり渡航できなくなった場合90%返金などもあるので予約前にキャンセルポリシーを確認することをオススメします。

ただ、安いホテルは2週間前までしかキャンセルできない場合が多いので、渡航前のPCR検査に引っかかった場合は諦めましょう。





コロナ保険・タイでの治療保険

全ての外国人がタイに入国する際に必ず必要な『新型コロナ保険(10万米ドル以上カバー)』

ワークビザや観光ビザの場合は『新型コロナ保険(10万米ドル以上カバー)』だけでいいのですが、ロングステイビザや特別観光ビザ(STV)など自分の意思でタイに長期滞在をする場合、タイで怪我をした際などの治療保険の加入も必要になります。

ビザで滞在する期間をカバーできないといけないので『新型コロナ保険(10万米ドル以上カバー)』だけ入り、傷害保険は3ヶ月間クレジットカードの保険でカバーするということはできません。

※特別観光ビザ(STV)のビザをパスポートに貼り付けられる際に保険の有効期限を書かれます。

YouTubeなどで沢山の人が紹介している保険『Thai General Insurance Association』の保険だとコロナしかカバーされていないので、特別観光ビザ(STV)の要件を満たしていませんので注意して下さい。

タイ人の彼女が見つけてきた保険『Tune Insurance』という保険会社で契約すればSTVでの保険の条件をカバーできます。

料金は20000THBです。

クレジットカードで決済でき、5分位で保険証がPDFで送られてきます。

国立病院発行の英文健康診断書

次は健康診断です。

ビザ申請条件に『禁止疾患、すなわち、ハンセン病、結核、麻薬中毒、象皮病、第三期梅毒ではないことを示す内容を含む』証明書を国立病院で検査をして発行してもらわないといけません。

新宿にある『国立医療研究センター』で受けることができます。

国立病院でもやっていない病院が殆どなので探すのが大変です。広尾にある赤十字の病院は国立ではないと言われ、20件近く電話をかけて見つけました。

料金は検査費用が14000円で英文の証明書発行に11000円かかります。また、公証人役場での証明に5500円かるのでトータル3万円を少し超えるくらいです。





ビザ申請料

特別観光ビザ(STV)の申請に9000円かかります。料金を払う前に書類を全て確認してくれるので書類不備の場合は払わずに追い返されます。

普段は3営業日後に窓口で受け取りなのですが、コロナ感染防止のため『ゆうパックでの着払い』のみになります。

僕は申請した日の夕方に発送されたので、1日で届きました。

残高証明書発行

特別観光ビザ(STV)の申請条件に『銀行残高証明書 過去6か月分(各月500,000バーツ以上に相当する額の残高が証明できること) 』とあるので銀行での残高証明書の発行が必要です。

三菱UFJ銀行で発行してもらった場合手数料は770円でした。また、各月の残高を出すのに1月約300円くらいかかったので、トータルで2500円くらい払いました。

6ヶ月の残高証明は通帳のコピーでも大丈夫かもしれませんが、英文の残高証明書は必ず発行してもらって下さい。

また、直近6か月分全ての月に500,000バーツ以上に相当する額が入っている証明書も出してと言われたので必ず記帳した通帳のコピーを持っていきましょう。

もし、途中の月で一瞬でも180万円を下回った月がある場合は、6ヶ月分溜まるまで待つか、比較的審査の緩い観光ビザで申請をすることをオススメします。

特別観光ビザ(STV)は結構厳しめの審査があるので気を付けましょう。航空券や隔離ホテル、保険を全て払った後に残高証明書の不備が発覚すると大変なので。

出発前PCR検査

ビザを取得し、COEが発行されたら後は出発前のPCR検査です。

料金は病院によってピンキリで高いところは証明書まで発行してもらうと総額40000円を超える場合もあります。

PCR検査には『唾液で検査』と『鼻咽頭ぬぐい液検体』の2種類がありますが、タイへ渡航する場合は『鼻咽頭ぬぐい液検体』のみとなります。

僕は『にしたんクリニック』の銀座院で検査をしてもらいました。

料金は『検査料、陰性証明書発行、健康診断書発行』を全て込みで22000円で、事前の予約が必要です。

にしたんクリニックの予約はこちらからできます。

検査は10分くらいで終わり、その日のうちにメールで結果が送られていきます。検査終了後4時間後くらいに。

『陰性証明書、健康診断書』の受け取りは郵送でも大丈夫ですが、郵送事故や不在通知が入っていた場合は飛行機に間に合わない場合があるかもしれないので、出来るだけ受け取りに行くことをオススメします。

地方の方でも東京と大阪からしかタイ行きの飛行機は出ていないため、どちらかの都市に出発前は滞在していると思うので直接証明書を受け取りに行きましょう。

証明書を貰うのは『にしたんクリニックの銀座院』ではなく、渋谷スクランブルスクウェアに入っている会社のオフィスです。





STV渡航前費用総額

・航空券

 今回は前回のチケットの残りを使ったので0円

・ASQ隔離ホテル

 クレジットカードの請求は106,814円

・保険

 クレジットカード請求は71,471円

・国立病院発行の英文健康診断書

 25,487円+公証人役場での承認に5,500円

・残高証明証発行手数料

 770円+6ヶ月分の取引履歴1ヶ月300円×6の1,800円

・ビザ申請料

 9,000円

・PCR検査費

 22,000円

 合計は242,842円  約25万円です。全盛期の時に比べれば半額くらいまで下がってきました。

※隔離中はホテルでの生活で食事、家賃が浮くので普段1日3000円使うとしても、15日分浮くため実質20万円くらいで『特別観光ビザ(STV)』で条件を満たしていれば渡航が可能です。

この記事の他に『特別観光ビザ(STV)』取得方法と『特別観光ビザ(STV)』出発日当日の流れの記事を書いたので一緒に読んでください!タイ渡航の参考になれば幸いです。

今回はここまで。

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