アルゼンチン、ペルー、パラグアイにも日本にルーツを持つ人が沢山住んでいる!?ブラジル移民と深い関係が!

海外生活

皆さんこんにちは(^O^)/ Pee Keiです。

この記事は『なぜ南米に日系人が沢山住んでいるの?』という方向けの記事になります。

皆さんは南米に行った事はありますか?

この記事を読んでいると言うことは、少なからず南米に興味があったり訪れる予定がある方ですよね(^O^)/

日本では有名ではないかもしれませんが、実は南米には日本にルーツを持つ方が沢山住んでいます。

日系人が1番多く住んでいる南米の国は『ブラジル』ですね(^O^)/

その他にも、アルゼンチン、パラグアイ、ペルーなどの国に日系人は多く住んでいます。

今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。

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なぜ南米に日系人が多いの?

南米に日系人が多い理由は、100年以上前に始まった南米への出稼ぎ日系移民から始まります。

日本が戦争真っ只中の時代、日本は大変貧しい時代が長く続き、また日本人の出生率も高かったため、日本政府が国民全員を面倒見きれなくなってしまい、海外に移民をする日本人を募集したのが始まりです。

初めはアメリカのハワイに移民をしていたようです!ハワイに日系人が多く住んでいるのは、その名残ですね!

ホノルル国際空港の名前も『ダニエル・K・イノウエ国際空港』と日本人の名字が入っていますしね(^O^)/

ここから先は『ブラジル移民』の記事を読んだ前提で書いていくので、南米の日系移民について詳しく知りたい方は、先に『ブラジル移民』の記事を読んでみてください(^O^)/

ブラジル以外にも日系人はいるの?

ブラジル以外にも南米には沢山の日系人が住んでいます。

パラグアイやペルー、アルゼンチンが有名ですね!

ブラジルほど日系人の人口は多くありませんが、それなりに住んでいます。

日系パラグアイ人

パラグアイにいる日系人はブラジル移民のコーヒー豆農園から逃げ出した人たちが、遠くに遠くに!という事でたどり着いたのがパラグアイだったという話を聞いた事があります。

※途中から日本政府がパラグアイ行きの募集を始めたので、直接パラグアイに向かった家族もいます。

ちなみに、パラグアイにはブラジルとの国境付近にイグアス居住区という日系人が住んでいるエリアがあります。

今でも日本食レストランがあるので興味がある方は訪れてみてください(^O^)/

パラグアイは1936年に正式に入植を開始して、初めは木が生えている場所を自分たちで切り倒し、広大な土地を開拓したようです。

移民当初の仕事は主に農業でしたが2世や3世の方で現地の文化で育ち、スペイン語がネイティブに話せる方達は自分たちでビジネスを始めた方もいるようです。

ちなみに、パラグアイへの移民は第2時世界大戦中に一時中断されたみたいですが、戦後はまた開始されています。

戦後は更に日系人居住区を増やしたようですが、ブラジル移民ほど開始が早くないためパラグアイに住んでいる日系人は4世や5世くらいだと思います。

ちなみに、パラグアイへの移民は2021年月の段階も可能です!

1989年に日本国政府とパラグアイ共和国政府間で調印された移住協定の改訂され、『その効力が無期限に延長』とされているためです。

パラグアイへの移住の条件は『無犯罪であること』、『エイズでないこと』、『受け入れ先があること』が条件になっていて審査は緩いです。

一応アメリカドルで『約5000ドル』の残高証明証が必要な場合もあります!





日系ペルー人

南米にいる日系人はペルーやアルゼンチンにも沢山住んでいます。

日系ペルー人は約8万人と言われていますが、混血の方が含まれていないようなので、数十万人いるのでは?とも言われています。

南米移民と言えばブラジルが有名ですが、ブラジルよりもペルーの方が先に移民を開始しています。

ペルーは1899年に開始され横浜港から出港したみたいです。

僕の知り合いに何人か日系ペルー人がいて、彼らから話を聞くとブラジル移民以上に過酷な環境だったみたいです。

もちろん彼らが経験したわけではありませんが、世代を受け継いで語り継がれているのでどこかで、間違って伝わっている可能性はありますが。

ペルーが南米で初めての日本人移民だったと言うことで、日本国もラテン文化の状況をきちんと把握できていなかったのか、出発前の話と現地での状況が全く噛み合っていなかったようで、また賃金の不払いも続出し農園を逃げ出す日本人が後をたたなかったようです。

次第には日本の外務省へ窮状を訴える手紙を送り、メキシコにあった外務省の担当者がペルーに視察に行き、想像以上に酷い状況だったことから、全員日本に連れ戻すと言う計画まであったようです。

結果的に全員が乗れる船を用意できなかった事で、外務省が直接交渉して労働環境の改善がなされ、ペルー移民の人たちはペルーに残る事を決断したようですが!

ちなみにペルーに渡った日本人も現地の方から最終的には受け入れられてもらえるようになり、日系人の大統領まで誕生しています(^O^)/

アルベルト・ケンヤ・フジモリ・イノモトさんですね!





日系アルゼンチン人

アルゼンチンにも日系社会は存在します。

他の南米の国と比べれば規模は小さいですが!

ちなみにブラジル移民の最初の船『笠戸丸』でブラジルに向かう途中に、アルゼンチンで下船した家族もいたようです。

当時のアルゼンチンはブラジル同様に好景気で日本以外にもヨーロッパからの移住者が沢山きていました。

オーストラリアやカナダへワーホリで来ているアルゼンチン人は二重国籍でイタリアのパスポートを使っている方をよくみます。

ただ、直接アルゼンチンに向かった家族は少なく大半がブラジルやペルー、パラグアイからの再入植者だったみたいです。

当時は出身地属性意識が強かったのか、アルゼンチンには沖縄や鹿児島からの移住者が多く住んでいたみたいです。





まとめ

この記事では『アルゼンチン、ペルー、パラグアイにも日本にルーツを持つ人が沢山住んでいる!?ブラジル移民と深い関係が!』という内容で書きました。

南米は日本から直行便が飛んでいなく距離が遠いので行く機会は殆どないと思いますが、南米の色々な場所に日本人居住区が今でも残っています。

人数は少ないですが、ボリビアやコロンビア、チリにも住んでいるので興味がある方は訪れてみてください(^O^)/

日系3世以降の方は基本的にスペイン語かポルトガル語しか通じません。笑

簡単な日本語であれば通じるかもしれませんが、基本的には通じないと思った方がいいと思います。

南米の日系社会は昔ながらの日本の文化や風習を受け継いでいる家庭も多いので、昭和の日本の雰囲気を今でも味わえる場所も多くあります。

是非訪れてみてください(^O^)/

Muchas gracias🇵🇾

今回はここまで。

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