初めてのバックパッカー『シルクロードを横断2』

世界一周

今回は西洋と東洋を繋いだ重要な交易路である絹の道『シルクロード』を横断する方法の続きを書きます。

シルクロードは中国の西安から始まり、西に向かって続くかつての重要な貿易航路。

前回の記事で中国の西安からカザフスタンの国境までの記事を書いたので今回は、カザフスタン入国から書いていきます。

『中国の西安からカザフスタンの国境』までの記事を貼っておきますので先に読んでください(^O^)/

ちなみにこの国境付近には天山山脈という山脈があり、三蔵法師御一行が超えた山とされています。

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行き方

国境(カザフスタン入国)

カザフスタンへの入国は中国を出国する時みたいに厳しい検査はありません。

日本のパスポートの場合ビザ免除のため厳しい質問もなく簡単に終わります。

※係員によるかも知れませんが、僕はカザフスタンの次はどこに行くの?しか聞かれませんでした。キルギスまでアルマトイからバスで行くと言ったらOKと言われてスタンプをもらえました。

この国境は土日祝は閉まっている可能性があるので、ウルムチを出る前に必ず確認してください。

中国とカザフスタンの国境の街の名前は『ホルゴス』

皆さんはこの都市の名前を聞いたことがありますでしょうか?

日本の地上波では、ここら辺の情報を長さないのであまり馴染みのない都市名かも知れませんが、実はここ『ホルゴス』は中国が作り上げたタックスヘイブンのエリアなのです。

世界中から優秀な海外企業を誘致し条件は『5年間法人税0』、『5年後以降は法人税半額』、『所得税0』を掲げていて世界中からタックスヘイブン目あての優秀な企業が集まってきています。

タックスヘイブンといえばパナマ文書発覚で問題になった『ペーパーカンパニー問題』で、パナマの他にもケイマン諸島やヴァージン諸島が有名ですが、ここ中国は広大な土地が余っているため自国にタックスヘイブンのエリア作り、その場所をシルクロードの入り口である『ホルゴス』にしたのです。

理由は中国からもカザフスタンからも出入りができ、尚且つ周辺の国が旧ソ連の国しかないので西側諸国の邪魔を受けにくいからです。

少し話はそれましたが、30年前の中国は日本より30年遅れていると言われていたのですが、今では中国は日本の10年先を進んでいると言われるようになりました。

話をバックパッカーに戻します。笑

国境付近では軍人によるパスポート検問が多いので、出入国をした後もパスポートは手元に置いておきましょう!!

共産国の国境付近では出来るだけ写真撮影は控えましょう。何を言われるかわからないので。笑





国境(ホルゴス)→アルマトイ

入国したら中国時間から2時間、時間を戻しましょう。

国境からアルマトイまでは約4時間。直通バスだと途中で1度トイレ休憩があります!!

アルマトイに到着するのは夜遅くなるので、あらかじめ宿を予約しておくほうがいいと思います。

カザフスタン側に入ると中国側とは違い一気に道がガタガタになります。

カザフスタンは天然ガスが豊富にあるので裕福な国なのですが、国境付近まで手が回っていません。

アルマトイ行きの直通バスに乗った方はそのまま乗っていれば大丈夫なのですが、自分で国境超えをした方は、国境付近の街『ジャルケント』を目指しましょう。

移動は乗合タクシーなので、人数が揃うまで出発しません。

※『ジャルケント』で捕まえる乗合タクシーは中国元で支払いが可能な運転手もいますが少し料金は割高です。また、ここから先の中央アジア内陸に進んでいくと中国元は街の両替所でしか両替が出来なくなるので、国境付近にいる闇両替商のオッサンに両替をしてもらいましょう。

その際は出来るだけ新札をもらうようにしてください。闇両替商のオッサンのほうがレートが全然いいです。





ここから先、アルマトイまでは整備された高速道路を走るので快適なドライブができます。

乗合タクシーのいいところは、運転手に乗る前に交渉すればアルマトイの宿まで送ってくれる可能性が高いです!!

降りるのは多分最後になりますけど。笑

アルマトイは治安がかなりいいので夜歩いていても犯罪に巻き込まれる可能性は低いですが、旧市街に行くと少しだけ怪しい匂いがします。

出来るだけ新市街の整備されたエリアに宿を取りましょう。

バックパッカーが泊まるドミトリーのホステルも新市街に何箇所かあり、料金も日本円で1500円前後からあります。

アルマトイの観光ついては『カザフスタン🇰🇿編』の記事にまとめています(^O^)/

※この記事は『シルクロードを横断』編なので、街の観光は別記事で書いています。

今回はここまで。次記事では『キルギス入国』編を書きます。

それでは次の記事でお会いしましょう。

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