皆さんこんにちは(^O^)／ Pee Keiです。
この記事は『なぜ飛行機って遅延するの？その理由が知りたい』と言う方向けの記事になります。
皆さんは飛行機が遅延をしていてイライラしたことはありませんか？笑
飛行機は色々な事情から電車のように定刻通り運行をする事が非常に難しい乗り物です！
この記事ではバンクーバー国際空港と羽田空港の勤務経験を元に飛行機が遅延する理由を解説したいと思います。
僕は飛行機に乗るときに飛行機は遅れる乗り物だと理解して利用しているので、そんなにイライラしませんが、羽田空港で勤務している時は飛行機の遅延にイライラしているビジネスマンを多く見ました。
今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。
飛行機が遅延する理由は？
飛行機が遅延をする理由は沢山あります。
むしろ沢山遅延をする要因がある中で全てクリアをした便だけが定刻通り飛ぶと思った方がいいかもしれません。笑
ANAやJALなどのFSCより、LCC航空の方が遅延はしやすい傾向にあります。
悪天候
飛行機は空を飛ぶので天候に左右されやすい乗り物です！
台風の時はよく欠航になりますよね！
飛行機は向かい風には強いので強風にも耐えることは出来ますが、横風に非常に弱い乗り物です。
なので、台風の時は着陸の際に横風に煽られて翼が地面に接するのを防ぐために欠航になるのです！
大雪の時もよく欠航になりますね！雪国では滑走路の除雪が追いつかない場合などに起こります。
雪が降っていると視界不良にもなりますしね！霧も同じです。
悪天候は、まぁ仕方ありませんね！
整備作業による遅れ
飛行機は空を飛んでいるときに、『途中で止まってメンテナンス！』なんてことは出来ないので出発前に整備をする必要があります。
羽田空港や成田空港のように予備機があれば代替え機として別の機材を使うこともありますが、LCC航空のように保有機材の殆どをダイヤに組み込んでいて、予備機が無い場合は整備作業が終わるのを待つ必要があります。
こればかりは怒っても仕方ありませんね！
インドで整備作業に時間がかかり乗客が怒ってパイロットに早く飛ばせと詰め寄ったところ、パイロットが逆ギレして『整備作業終わってないけど飛ぶから座ってろ！』と言ったら、『いや、やっぱり整備作業終わるまで待つわ。。。整備ヨロシク(￣▽￣)』みたいなパターンもあるので大人しく作業が終わるのを待ちましょう(^O^)／
羽田空港や成田空港であればANAやJALの場合、予備機が止まっているので最悪機材変更で済みますが、予備機がない海外の空港であれば『整備作業が終わる』か『欠航』の２択しかありません。笑
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機材繰りが原因
飛行機の機材は1つの機種が色々な都市を周っていたりします。
例として、国内線であれば福岡→羽田→那覇→羽田→札幌みたいな感じでダイヤが組まれています。
当然どこか１ヶ所でも遅延が発生すると、その後のダイヤにも遅れが発生します。笑
国際線であれば折り返しに余裕がある便が多いので大丈夫ですが、国内線は40分で折り返しをしているはずなので、ギリギリのダイヤが組まれています。
JALやANAの長距離国際線に関しては、到着後に清掃をしてそのまま折り返しはせずに1度、沖止めしていたはずです。（羽田空港の話です）
ちなみに羽田空港は24時間着陸が可能なので問題はありませんが、成田空港を発着するLCC航空は成田空港の着陸可能時刻までに到着が出来ないと分かった時点で欠航になります。
成田空港は門限を過ぎてからの遅刻は基本的に認められません。笑
滑走路の混雑
滑走路の混雑は仕方ありません。
特に17時から19時台は国内線も国際線も出発便が多いので混雑しがちです。
スポットを定刻通り離れたが離陸待ちで30分待機なんてこともあります。笑
羽田空港は海外からの要人が来ている場合、飛行機でも通れないルートがあったりと遠回りさせられる可能性もあります。
2019年の5月にアメリカのトランプ前大統領が来ている時は大変でした。笑
米国の大統領専用機のエアフォースワンの周りは民間機が飛んではいけないという決まりがあるみたいなので、飛行機の離陸待ちの長蛇の列になったりと。笑
正直、滑走路の混雑による遅延は仕方ありません。笑
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乗客が行方不明
飛行機の搭乗が終わりかけている時に発覚する行方不明の乗客が一定数いることです。
これが1番厄介です。笑
僕は国際線ターミナル担当だったので、中華圏行きの飛行機では必ず何組か搭乗時刻が過ぎても、買い物をしている人がいました(￣▽￣)
正直、『そんなやつ置いて行ってしまえばいいじゃん！』と思っていましたが、そうはいかないようで、行き先の国によっては荷物を預けて本人が搭乗していない場合は本人を探し出すか、コンテナを降ろしてその人の荷物を出すかの２択らしいです。笑
『爆弾でも預けてるんじゃない？』と疑われるみたいです。笑
荷物をコンテナから降ろすのは地上の係員にも連絡をしないといけないので大変です！
なので、無線を持って免税店を探し回らなければいけません。
たまに、ラウンジで目覚ましかけずに寝ている人もいますが。笑
ラウンジの場合は入り口でチケット確認をしているので電話で聞けば直ぐわかります(^O^)／
ちなみに荷物を預けていない場合は少し探しているフリをして、見つからなかった事にして搭乗締め切りですね。笑
ノーショウと言って、航空券を最終目的地まで使わない人が一定数いるので！
まぁ、そちらの方が安くチケットが買える場合が多いのでね。笑
航空券を安く買う裏技を知りたい方は下の記事を読んでください。
まとめ
この記事は『なぜ飛行機って遅延するの？』と言う疑問に答えました。
正直、飛行機が遅れる理由はこれ以外にもありますが上で書いたのは代表的な例です(^O^)／
日本の飛行機はかなり優秀で、海外で飛行機の遅延は当たり前！笑
アメリカでもヨーロッパでもどれかしらの便が遅延しています。笑
飛行機は電車や車と違って、『異音がしたから止めて確認してみよう！』と言う事が出来ないので出発前の整備は欠かせません。
僕は羽田空港で国際線しか担当していないので国内線の状況は分かりませんが、国内線に配属されたスタッフは『飛行機が10分遅延しただけでグダグダ文句言ってくるやつマジうざいんだけど！』などと皆んな文句を言っているので、カウンターで笑顔で対応してもらっても、裏では『あいつダル〜、ウザッ』と言われる可能性があるので気をつけた方がいいかもしれません。笑
まぁ、国際線も意味不明な事を言ってくる国籍の人も沢山いますが。笑
話を聞いてる限り、国内線に比べたらまだ国際線の方がマシですね(^O^)／
今回はここまで。
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