未承認国家って行くことは出来るの!?現地でパスポートを紛失したらどうなるの?

世界一周

皆さんこんにちは(^O^)/ Pee Keiです。

この記事では『謎に包まれている未承認国家って訪れることが出来るの?』と言う疑問を解決していきます。

皆さんは未承認国家という国が世界中にあるのをご存知ですか?

未承認国家とは国際社会から認められていない国家なので当然、日本の旅行会社でツアーが組まれていないため馴染みの無い方も多いと思います。

簡単に言えば、勝手に独立を宣言している国家です!

国際社会から『正式な国家承認を受けていない国家』と言えば分かりやすいと思います。

未承認国家は世界中にありますが、特に多いのが旧ソ連が崩壊をした際に独立に失敗した国です。

そのため旧ソ連の周辺やロシア国内に多く存在します。

今回はこの辺を深く掘り下げていきたいと思います。

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未承認国家って行くことは出来るの!?

未承認国家を訪れることは可能です!

ただ、未承認国家と聞くと不安になりますよね。笑

そんなところ訪れて大丈夫?。。。と( ̄▽ ̄)

もちろん治安に問題がある地域もありますが、正確に言うと日本人旅行者が多く訪れる『台湾』も中国を中心とした国々が台湾の独立を認めないため未承認国家です。

台湾は別に治安は悪くありませんよね(^O^)/

まぁ、台湾が特別な気もしますが!笑

他にも有名どころで言えば『パレスチナ』や『コソボ』、『チベット』、『新疆ウイグル自治区』などがあげられます。

ニュースで名前を聞いた事がある方も多いと思いますが、平和な雰囲気では無いですよね。。。

内紛をしていたり、一方的に支配されていたりと( ̄▽ ̄)

未承認国家に行く際に気をつけることは?

未承認国家に行く際に注意をしないといけない事は複数あります。

まずパスポートの紛失です!未承認国家内では日本大使館がないのでパスポートの再発行が出来ない場合があります。

知り合いはパスポートを紛失して出られなくなり、理由を説明して賄賂を払って隣国の日本大使館まで行っていました。笑

未承認国家の1つにソビエト連邦を構成する共和国の1つでした『沿ドニエストル共和国』と言う国家があります。

東欧のウクライナとモルドバの間にある小さな国家です。

『沿ドニエストル共和国』は未承認国家なのですが、日本のパスポートで訪問する事は可能です!

ただし、沿ドニエストル共和国に宿泊をすることは禁止にされているので、モルドバから日帰りで訪れたり、モルドバからウクライナに抜けることは可能と言うルールになっています。

未承認国家ですが沿ドニエストル共和国にも『ティラスポリ』と言う首都があります。

沿ドニエストル共和国の方は『首都』だと言っていますが、未承認国家のため国際的には『モルドバ共和国の東部に位置する都市』と言う扱いです。

ちなみに、ティラスポリには同じ未承認国家である『アブハジア共和国』や『南オセチア共和国』の大使館が置かれています。

未承認国家同士で認め合っていますね( ̄∇ ̄)

一応ロシアは『アブハジア共和国』や『南オセチア共和国』をジョージアからの独立を果たした国家として認めていますが、国際社会では未承認国家扱いです。

ちなみに『沿ドニエストル共和国』はロシアが認めていません( ̄∇ ̄)

また、未承認国家を訪れる際は入国するルートに気をつけなければ不法入国扱いになる場合があります。

ここからはエリアが変わり旧ユーゴスラビアの話です。

旧ユーゴスラビアの国の中に『コソボ』という未承認国家があります。

コソボには人口が200万人近くいるのですが、旧ユーゴスラビアの国で独立に失敗した国です!

コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言していますが、セルビアはコソボの独立を未だに認めていません。

訪れる際に注意しなければいけない事とは、セルビアからコソボに陸で向かう場合はコソボが勝手に入国審査場を道路上に建設してコソボの入国スタンプを押していますが、セルビアはコソボの独立を認めていないので、第三国からコソボを通ってセルビアへ行く場合、コソボへ入国する際にコソボのスタンプをもらって入ってもコソボからセルビアに入る際には検問がありません。

セルビアは『コソボもセルビアの一部』だと考えているので。

そのためセルビアを出国する際にコソボの入国スタンプしか無いので、セルビアに不法入国した扱いにされる場合があります。

※係員によって判断が変わります。。。

地元民はスルーみたいですが、外国人はトラブルに巻き込まれる可能性のあるパターンです。笑

もちろんコソボ→第三国→セルビアであれば問題はありませんが、コソボのスタンプが見つかるとセルビアで入国拒否になる場合もあります。





危険なエリアもある

未承認国家には紛争をしていたり、いつ紛争が始まってもおかしくないエリアもあります。

新疆ウイグル自治区やチベットのように一方的に支配されていて、独立したくても押さえ込まれて独立が出来ない国家もありますが、大抵は独立を勝手に宣言して認められていない国家が多いです。

2020年の9月にアゼルバイジャンとアルメニアで起きた紛争は記憶にある方も多いのでは無いでしょうか?

アゼルバイジャンとアルメニアの間には『ナゴルノ・カラバフ共和国』という未承認国家があります。

国際的な領土はアゼルバイジャン領なのですが、実効支配をしているのはアルメニアで、現地に住んでいる方もアルメニアへの帰属替えを希望していますが、アゼルバイジャンが認めていません。

アゼルバイジャン側は『ナゴルノ・カラバフ共和国』という国家は認めていなく、アルメニアが勝手にアゼルバイジャンの領土を占領している!という言い分です。

僕が『ナゴルノ・カラバフ共和国』を訪れた2018年の10月は平和な雰囲気でマーケットも出ている地方都市という感じでしたが2年で一気に情勢が変わったので、未承認国家はいきなり紛争が始まると言うリスクはあります。





まとめ

この記事では『謎に包まれている未承認国家の行き方や訪問時のルール』について書きました。

上で書いた未承認国家はごく一部で、中には『シーランド公国』というイギリス近郊に浮かぶ人工島を国家だと言ってみたりしている場所も存在します。

もちろん人工島を国家と言っても誰も認めていません。笑

他にも『ソマリランド』や『サハラ・アラブ民主共和国』、『北キプロス・トルコ共和国』など世界中には沢山の未承認国家が存在します。

独立をめぐり世界規模のニュースで放送された事件としてはソ連解体時に独立に失敗した『チェチェン共和国』の武装集団が2004年にロシアの『北オセチア共和国』の学校を襲撃し多数の犠牲者を出した事件は記憶にある方も多いのでは無いでしょうか?

未承認国家ということは、資源の独占や宗教対立で独立に失敗した国家や一方的に押さえつけられている国家が多いので、いきなり紛争が始まる可能性もあるため訪れる際は気をつけて下さい(^O^)/

※未承認国家でパスポートだけは絶対に無くさないでください。

今回はここまで。

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